エスプール“らしさ”を紡ぎ、あなたに届けるメディア。
エスプールでは、異なる業界から転職してきた中途社員が、それぞれの経験や価値観を活かしながら、自分らしいキャリアを築いています。
今回ご紹介するのは、福祉と教育──人と深く関わる現場で働いていた2人の社員。転職の背景や入社後の変化、そしてこれから描いていきたい未来まで、その歩みを、おふたりに聞きました。
福島県出身。大学では福祉を専攻し、新卒で就労移行支援事業所に入社。利用者の就職活動を支援する中でエスプールプラスと出会い、その理念に共感して転職を決意。現在は、障がいのある方々の雇用創出に向け、支援を続けている。
秋田県出身。公務員の両親のもと、幼少期から行政を身近に感じながら育つ。大学卒業後は地元・秋田で中学校の社会科教員として勤務。その後、上京し、2022年1月にエスプールグローカルへ入社。自治体向けにBPOサービスを提案し、現在は関東エリアと中国四国エリアの営業責任者を務めている。
岡部さんは、精神保健福祉士として就労支援事業所で働いていました。求職者一人ひとりと丁寧に向き合い、社会復帰を支援する日々。安定した働き方の中でも、もっと意欲的に働きたいという想いが芽生え始めた頃、転機が訪れました。
岡部さん
支援していた方が、エスプールプラスに就職しました。それがきっかけで、“ここなら、自分の意欲をもっと活かせるかもしれない”と感じ、転職を決めました。
三浦さんは秋田で中学校の社会科教員として勤務。教えることにやりがいを感じつつも、“実際の社会を知らずに教える”ことへの違和感を抱いていたといいます。
三浦さん
社会のリアルを経験しないまま、“社会とはこうだよ”と教えるのは違うなと。民間企業での経験が、きっと教育以外の場でも役立つと思いました。
前職を経て現在エスプールで働く2人は、それぞれ自分の経験を活かして仕事に取り組んでいます。
岡部さんは法人営業のサポート業務を担当。見積書の作成や契約対応など、営業活動の基盤を支える役割に加え、新規開拓のアプローチにも取り組んでいます。
岡部さん
前職では求職者に寄り添って支援していました。今は企業と向き合う立場ですが、“あのとき求職者が何に悩んでいたか”を思い出すことで、相手の意図や背景を自然と読み取れるようになりました。
三浦さんは自治体向けのBPO提案営業に従事しながら、グループ長としてチームのマネジメントも担っています。
三浦さん
公務員家庭に育ち、自分自身も教員をしていたからこそ、自治体の立場や課題感がリアルに想像できるんです。提案にも説得力が出て、信頼関係を築くことにもつながっています。
また、営業という仕事に対する認識も大きく変わったと語ります。
三浦さん
これまでは“営業=関心のない人にアプローチするもの”というイメージが強く、“売る”ことに対して後ろめたさがありましたが、今は“役立つ提案で感謝される”という感覚の方が強いです。営業の価値を自分なりに言葉で説明できるようになりました。
エスプールで働くうちに感じた魅力について、おふたりが共通して語るのは「学び合える環境のありがたさ」です。エスプールには、経験やスキルの有無に関係なく挑戦できる空気があり、成長意欲を自然と引き出してくれる文化があります。
岡部さんは、目標の立て方やアプローチの仕方がチーム全体で共有されている点を挙げました。
岡部さん
“どうすれば達成できるか”を因数分解して考える文化があります。目標が数字である以上、行動も定量化して分解していく必要があります。そのプロセスを、チームで共有しながら進められるのが心強いです。
三浦さんは、人との距離感にも驚かされたと語ります。
三浦さん
チーム内での相談はもちろん、プライベートの話もできます。“こういう提案の進め方で少し迷っていて……”といった相談も気軽にできるからこそ、自分ひとりで抱え込まずに済みます。そういう関係性があるから、お互いの悩みや理想を共有しながら、建設的に仕事が進められています。
また、「若手だから」「中途だから」といった垣根を感じさせない文化があることも、ふたりの挑戦を後押ししています。
三浦さん
実際、発言したことがちゃんと届きます。行動に移してもらえるスピード感もあるので、“挑戦していいんだ”と思えます。
ふたりはそれぞれ、自分の過去のキャリアが“今につながっている”と強く感じています。業界や仕事内容は変わっても、共通していたのは「誰かの役に立ちたい」という想い。その軸を持ち続けていたからこそ、転職先でも自然と“自分の価値”を発揮できているのかもしれません。
岡部さんは、支援する立場から企業と関わる立場へと役割は変わりましたが、「支援の本質」は変わっていないと語ります。
岡部さん
今は営業サポートですが、成果にこだわる仕事をしながら、支援という軸も見失わずにいられます。数字に向き合う中でも、“この企業が誰かの働く場所になる”という感覚を大切にしています
三浦さんも同様に、教員時代の想いが営業・マネジメントの仕事に重なっていると話します。
三浦さん
顧客の課題を解決することで、間接的に地域や社会に貢献できます。それは、教員時代に“未来の担い手を育てる”と考えていたことと似ているんです。
営業は“売ること”がゴールではありません。価値を提供することで誰かの未来が前向きに変わる。そう思えるようになってから、自分のキャリアにも納得感を持てるようになりました。
エスプールには、さまざまな経験を持つ人が交わり、学び合える環境があります。異業種からの挑戦でも、過去の経験を“強み”として活かしながら、自分らしい成長を目指せる場所。
福祉現場での支援経験を営業に活かす岡部さん。教育現場で培った視点をマネジメントに繋げる三浦さん。それぞれの歩みが、自分らしく働ける未来へとつながっています。