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2023年5月にエスプールグループへ入社し、現在は人事本部 採用推進部にて新卒面談の9割以上を担当している中山さん。採用活動においては“お互いに本音で話すこと”が大切だと語ります
今回のインタビューでは、採用した社員の活躍を願い、継続的に支援していきたいと語る中山さんのこれまでの経歴と、今の仕事内容や面接を受けるあなたにも知ってもらいたいことについてお話をお伺いしました。
新卒でJEED(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)へ入構し、求職者支援事業やハローワークでの就職率サポート、コロナ対策関連を経験後、人材関連のベンチャー企業へ入社。人材紹介領域のRA(企業担当)として2年間勤務。2023年5月にエスプールグループへ入社し現在へ至る。
実は、学生の頃は「手に職をつけたい」という思いから、理学療法という全く別の業界を目指していました。しかし、20歳の節目で“自分が本当にしたいこと”を考えるようになり、そこでキャリアを築く難しさから、雇用や採用の重要性に気付いたんです。
そのため、医療系の大学から経営関連の大学へ編入し、雇用に関する事業を行っている企業のインターンに参加していました。インターンでは障がい者雇用などの問題に取り組み、「人材雇用に関する課題を解決し、もっとこの世界をよくしていきたい!」という想いが強くなりました。
最初は障がい者支援や職業訓練校の運営支援を行っている大きな企業へ就職して、大きな組織で法やルールなどを学ばせていただきました。そのあとは勢いのあるベンチャー企業へ転職。理系大学院生に特化した人材会社にて、営業職を経験させていただきました。
そうですね。ただ、2社とも“働いている障がい者の方は優秀なのに、給与水準がなかなか上げきれずキャリア形成の難しさを抱えている”という共通の課題を抱えていました。そうして、それぞれの組織・会社で人材雇用について学んでいく内に、事業会社の人事を志したいと考えるようになったんです。
自分が採用に携わった人材が成長していく過程を近くで見ていたいと思ったんです。すぐ近くで伴走するというよりは、遠目で成長を見守り、「助けて」と言われたら手を伸ばせるような距離にいたいと思い、事業会社の人事を志すようになりました。
仕事柄、人材スカウト系の媒体に登録していたため、その媒体経由でエスプールからスカウトDMをいただきました。何社かお誘いをいただいていたのですが、その中でもエスプールのDMは他社とは違う、私自身に向けられた内容でとても印象的だったんです!そういった点で「他の会社とは違っておもしろいな」と感じ、選考を受けて入社する運びとなりました。
2023年5月にエスプールグループへ入社し、最初はグループ会社であるエスプールブルードットグリーンにて新卒・中途採用を担当していました。そのあと2024年初めからエスプールの新卒採用を統括する部署に異動することになったんです。
現在は、主に新卒採用の一次面接やイベントの運用を担当する傍ら、新卒採用チームのマネジメント業務も行っています。特に注力していることは、皆さんがより安心して入社、および働き続けることができる環境、コミュニティづくりです。これまでは入社する方々向けに懇親会やイベントをやっていましたが、継続的な取り組みではないため、新たな取り組みにも着手することになりました。最近では、事業部問わず参加できるランニングコミュニティを創設しました。
現在は約10名です。年齢も所属会社もバラバラで、業務後メンバーと一緒に皇居ランなどを行っています。採用や仕事以外で交流できる場を作っていきたいですし、何か困りごとが生じたときに気軽に相談してもらえる存在でいたいです。
2024年度からHRBPを各事業部に配置し、事業部毎に異なる、より細かな採用ニーズの把握や中長期の採用計画の策定に取り組み、信頼関係を構築しています。
様々な方がいらっしゃいますが、事業に興味を持って「面白い!」と思い挑戦している方は、生き生きと活躍できているイメージです。また、グループ採用で複数の事業部で働いていく中で、自身の強みを見出して事業部の中心的存在になっている方もいます。
年次が経つと見えてくる課題や、変化していく状況の中で、メンバーを巻き込みながら改善・スケールアップしていこうと行動を起こす方がどんどん成長している印象です。もともと新卒でも中途でも、裁量権をもって仕事したい方や経営に興味を持っている方が多いため、「課題を解決したい!」「事業をより良くしたい!」と思える方が多く、実際その行動が評価され、管理職や執行役員に抜擢されたケースもあります。
前提として、入社はゴールではなく、その後生き生きと働いてもらうことが大切です。面接はどうしても型にはめたり本音とは異なる気持ちを答えてしまう学生もいるかと思いますが、不安に感じていることや正直な気持ちに寄り添い、キャリアを一緒に考えていくことを心掛けています。そして、相手の本音を聞かせてもらうからには、こちらも誠意をもって応じなけれなりません。そのため、良いことばかりではなく、現状の課題や本当のところを伝えて本音を語り合える時間になるよう意識しています。
本当は面接の時間だけではなく、もっと時間をかけてお互いに本音を語り合いたいくらいなのですが、どうしても時間は限られているので面接中にたくさんお話できたらと考えています。ぜひ、皆さんにも面接時には積極的に自分が心から思っていることを教えて欲しいです!