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(写真左より)グローバル戦略本部 ウェルビーイング戦略グループ サステナビリティ戦略室 主任 葛葉様、主管 大澤様
執行役員 グローバル戦略本部 ウェルビーイング戦略グループ 人事戦略室・サステナビリティ戦略室・コーポレートコミュニケーション室担当 北河様
エスプールブルードットグリーン(BDG)は、企業のサステナビリティ経営支援サービスを展開し、とくに環境分野で価値を提供しています。
本記事では、BDGの顧客企業である日本特殊陶業のサステナビリティ戦略室の皆さまにお話を伺いました。形式的な対応にとどまらない“伴走型支援”の具体的なプロセスと成果をご紹介します。
1936年に創業した日本特殊陶業株式会社は、セラミックス技術を強みに、自動車用スパークプラグと酸素センサで世界トップシェアを誇る(2024年3月時点の同社推計)グローバルメーカーです。
近年は、事業環境の変化を見据えたポートフォリオ最適化を進めるとともに、サステナビリティを経営の重要テーマとして位置づけています。こうした取り組みを通じて、事業と社会の両面から価値創出を図り、社会的課題解決への貢献と経済合理性の両立を目指しています。
「地球の青と緑を未来に繋ぐため、世界の企業の事業構造を変革する」というミッションを掲げ、企業のサステナビリティ経営を推進しています。気候変動への対応や脱炭素といった課題の整理から解決策の実行まで一貫して支援し、さらに環境を中心としたサステナビリティへの取り組みを社会に分かりやすく発信できるようサポート。こうした活動を通じて、カーボンニュートラルの実現と企業価値の向上に貢献しています。
近年、国際的に企業への開示要請が強まるなか、CDP*スコアは環境対応力を示す重要な指標として注目されています。同社はこれまで別の会社に支援を依頼していましたが、幅広い領域をカバーしていたため、CDPに特化したサポートには物足りなさを感じていました。依頼先の見直しを進める中で出会ったのが、エスプールブルードットグリーン(BDG)でした。

CDP質問書の丁寧な解説や模擬採点など、私たちがまさに求めていたサービスの提案を受け、2022年のCDP回答支援からお願いすることになりました。充実したサポート内容が、依頼を即決した理由です
*CDP:イギリスに本拠地を置く国際環境NGO。投資家に代わって世界の主要企業へ質問書を送り、気候変動や水資源、森林といった環境課題への取り組みを分析・評価し、その結果を開示している。

同社がBDGに依頼してまず印象的だったのは、寄り添った丁寧な対応でした。CDP質問書の仕組みを基礎から解説し、具体的で実践的なアドバイスが続きました。依頼しなくても企業の状況に合わせた提案をしてくれる――まさに“良い意味でお節介”なサポートだったといいます。
初めて模擬採点の結果を見たときは驚きました。『こう回答すれば良かったのか』と視界がクリアになった感覚がありました。支援は回答改善やスコアアップにつながっただけでなく、取り組みそのものの棚卸しや見直しにも結びついたと感じています
導入後の効果は数字にも表れました。翌年の回答では、気候変動でAスコアを獲得したほか、特に対応が難しいとされる水セキュリティでもA-を記録し、感動的な成果だったといいます。
以前は、どの取り組みをどう回答に反映すればよいのか分からず、高スコアを期待することもできませんでした。サポートを受けたことで、これまで当たり前に取り組んできた活動を回答に反映できるようになり、自社の努力の正当性を確認することができました

こうした発見は、他部署にも大きな自信をもたらし、チーム全体で以前より前向きにCDP回答に協力するようになっていきました。
成果は社内にとどまりませんでした。CDPで高スコアを獲得したことは社外からも注目を集め、他社の担当者や役員から「どうすればAスコアが取れるのか」と質問を受ける機会が増えました。
業界団体や行政からも声をかけていただき、当社の取り組みをお話しする機会が増えました。適切に開示することの価値を改めて実感しています
積み重ねてきた活動が、開示を通じて正しく評価され、外部からの信頼にもつながっています。
経営層ではサステナビリティへの関与が高まり、役員自ら理解を深めようとする動きも見られるようになりました。全社的にも毎週配信する「サステナ通信」が意識醸成に役立ち、「モチベーションになる」といった声が現場から寄せられています。
直近4年間は社内カーボンプライシング制度や環境ファンドなど、さまざまな取り組みを進めてきました。導入当初は批判的な意見も多かったのですが、今では活用が当たり前に。かつて反対していた部門の社員が自ら提案を持ち込むようになり、その変化には正直驚かされています

制度の浸透は、社員がサステナビリティを自分ごととして考えるきっかけにもなっています。この変化こそが、同社の持続的な成長を支える基盤となっています。
今回の事例は、形式的な対応にとどまらず、現場に寄り添いながら取り組む“伴走型支援”の価値を示すものとなりました。エスプールブルードットグリーンは今後も、サステナビリティ経営や脱炭素化に向けた支援を通じて、社会の発展と地球の豊かさを両立させる未来づくりを後押ししていきます。